Instant Railsを使って、Windows上でredmineを動かす方法
Instant Railsを使えば、Windows XPやWindows Vista上に簡単にredmineをインストールすることができる。
以下、redmineにログイン出来るようにするまでの手順。
ZIPファイルのダウンロード
http://rubyforge.org/
からInstant Rails(2.0)とredmine(0.8.3)のzipファイルをダウンロード。
Instant Railsは2007年末以降アップデートされてないけど、気にしない。
Instant Railsのインストール
InstantRails-2.0-win.zipを解凍する。
解凍先フォルダを C:\InstantRails とする。
C:\InstantRails\InstantRails.exe を実行すると「再構成して良いか?」と聞かれるので「OK」
これでInstant Railsのウィンドウが表示される。
この時、Apacheはグリーン(started)になっているが、MySQLが黄色(pending)になっている場合、
一度Instant Railsを落とし、再度exeを実行すれば、両方グリーンになる。
データベース作成
Instant Railsのウィンドウから
「I」-「Configure」-「Database (via PhpMyAdmin)」
を選択。
ブラウザに表示されたphpMyAdmin画面内「新規データベースを作成する」欄で
「redmine」、照合順序「utf8_unicode_ci」を入力し、作成ボタンをクリック。
すると「データベースredmineを作成しました」と表示される。
環境変数を設定
rubyへのパスを通しておく。
Windows上から
「システムのプロパティ」-「詳細設定タブ」-「環境変数」で
「システム環境変数」のPATHの先頭に
C:\InstantRails\ruby\bin;
を書き足す。
設定後、コマンドプロンプトで
ruby -v
と叩けば、rubyのバージョンが1.8.6であることが確認できる。
redmineの配置
redmine-0.8.3.zipを解凍する。
解凍先フォルダを C:\InstantRails\rails_apps\redmine とする。
redmineの初期設定
コマンドプロンプトで以下を実行する。
cd C:\InstantRails\rails_apps\redmine rake db:migrate RAILS_ENV="production" rake load_default_data RAILS_ENV="production"
2つめのrakeで、選択するLanguageを聞かれるので、「ja」を入力。
Railsアプリの設定
Instant Railsのウィンドウから
「I」-「Rails Applications」-「Manage Rails Applications...」
を選択。
表示されたRails Applicationsウィンドウで、redmineにチェックを入れて、「Configure Startup Mode...」ボタンをクリック。
Runtime Modeが「development」になっているが、これを「production」と入力して「OK」。
「Start with Mongrel」ボタンを押すと、redmineがRails上で実行されるようになる。